カラリオEP907FはコンパクトなのにFAX付 あらゆる機能を濃縮!
カラリオのEP907Fは、本体がスリムでコンパクト。それでいてファクス・ADF対応、あらゆる機能を濃縮搭載した一台、2013年に発売されたEP906Fの後継機に当たる。
EP905F→EP906F→EP907F と年々改良を重ね、使い勝手がアップしている。
価格帯&最安値は?
プライス面ではA3がプリントできるEP-977A3に比べて1万円程度はアップする。インクジェットプリンターの平均価格よりは高いので、
ファクス・ADFといったオフィス向け機能、カラープリントの質感、洗練されたデザインフォルム、それでいて驚くほどコンパクト…これらの濃縮搭載に魅力を感じるかで、購入を決めると良いだろう。
※ADF任せにして自動両面印刷が可能に
ちなみに2015年5月12日(月)現在では、割引率の高い Amazonでも4万3262円で、価格は数か月前よりやや上昇気味。インクジェットの中では高価なモデルである。
さらに約一か月後の15年6月7日(日)現在では価格が乱高下、3万8580円に。現時点ではずいぶんと下降傾向にあり「お買い時感」が高まっている。
2016年3月現在、底値に
そして2016年3月31日(木)現在では、3万5040円の過去最安値の底値に達した。
後継機は出そうで出ない、出たとしてもEP978A3や、EP808Aなどのようにマイナーチェンジ、一代前とそう大差なかったりするので、思い切って底値買いしてみるのもよいかもしれない。
※CDレーベルもできる。まさしくオールインワンだ
ファックス搭載型となると、本体サイズは一定の大きさを取らざるを得ないが、EP907Fの場合本体のサイズを極限まで小さくしている。
片面印刷か両面印刷か、前面パネルからお好みで切替えできるのも便利。
下の動画のように、パソコンなしで自動両面コピーができる。
EP907Fはコンパクトなのに重厚なボディ!
コンパクトサイズをウリにするモデルはどうも本体にチープな印象が現れるのだが、EP907Fの場合、むしろ骨太で重厚な印象を受ける。
※重厚なボディにはおっさんもびびったよ
EP-907F購入時の留意点
EP-977A3よりもコンパクトでデスク上に配置できるというメリットはあるものの、「ときどきA3印刷」はできない。対応用紙はL判〜A4の範囲であるので注意されたい。
●A3をときどき印刷したい場合→EP977A3(価格は2万円台)
●ファクス・ADFは絶対必要!→EP907F(価格は4万円台)
上記が選択のキモとなるが、どちらの機能も欲しい!という要望を満たすオールマイティなモデルは現在発売されていないため、どちらか苦渋の選択を迫らなければならない。
(このあたりはメーカーサイドの戦略・都合なのですかね、、、余談になりますが、今でもEP907FのようなFAX付複合機は割とラインナップされているが、電話機本体をも含むモデルは7年ほど前から、店頭より完全に姿を消した。採算がまったく合わないのだそうだ。)
EP907F | |
---|---|
解像度 | 5,760x1,440 dpi |
給紙枚数 | 最大100枚(…前面トレイ二段)+1枚(…後部トレイ) |
ランニングコスト | L判写真で一枚当たり約19.9〜25.5円(税別) |
インク | 6色独立 すべて染料インク |
コピー | ○ |
ファクス・ADF | ○ |
スキャナ | ○ |
自動両面印刷 | ○ |
価格 | オープンプライス 参考価格4万7498円 |
BR・DVD・CDレーベル印刷 | ○ |
まとめ
他社モデルに比べるとEP907Fは非常にコンパクトであるのが実感できる。
コンパクトで高機能なモデルでちょっとだけ贅沢してみるのもよいかもしれない。
EP907F インク対応表 | |
---|---|
80番インクカートリッジ(標準)IC6CL80 | 80L番インクカートリッジ(大容量)IC6CL80L |
L判写真一枚につき25.5円 |
L判写真一枚につき19.9円 |
価格…3500円前後 |
価格…6500〜7000円 |
|
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ADFやファクスを中心とした機能では両機種とも大差がないのだが、横幅だけでも18センチ以上もの差がある。
エプソンEP-907Fの場合、ADFは最大30枚まで自動で取り込める。両面の読み込みも自動で可能だ。コンパクトサイズなのにこの枚数はスゴイ。MX923の35枚に迫る勢い。
EP907F | MX923(他モデルの一例) |
---|---|
幅39.0×奥行33.9×高さ19.1 | 幅57.2×奥行51.0×高さ31.5 |
ADF…最大30枚/自動両面読み取り可能 | ADF…最大35枚/自動両面読み取り可能 |
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